特集・ブログ

マウイの魅力に迫る1ヵ月間

Pau Hana in Maui 6月のアンテナアメリカの店舗およびオンラインストアは、マウイブリューイングに関する企画が盛りだくさん! スペシャルな特典が付いたマウイブリューイングのビールパックが販売されたり、 隠し味にマウイビールが使われた料理が登場したり、 なんと「ハワイ旅行」まで当たってしまうアンケートもあったり・・・ 期間はどれも6/1(火)から6/30(水)まで。 "Pau Hana in Maui"でみんなで一緒にマウイを楽しみましょう! ※ "Pau Hana"とは、ハワイ語で「仕事後のお楽しみ」という意味。 ① スペシャルパックを買ってWebイベントに参加しよう! マウイブリューイングの定番ビール4本と新作の"Two Tickets to Paradise"、オリジナルロゴステッカーがセットになったスペシャルパックがオンラインストア限定で登場。 さらに、、、 日本とマウイをつないだWebイベントへの参加権がもらえます! ※7/10(土) 13時 開催予定 マウイブリューイング創業者で日本でも大人気のギャレット・マレローさんに現地ハワイからライブで参加してもらい、ブリュワリーやビールについて語っていただきます。 (もちろん、通訳つきます!) マウイ好きで集まってみんなで乾杯しましょう!...

マウイの魅力に迫る1ヵ月間

Pau Hana in Maui 6月のアンテナアメリカの店舗およびオンラインストアは、マウイブリューイングに関する企画が盛りだくさん! スペシャルな特典が付いたマウイブリューイングのビールパックが販売されたり、 隠し味にマウイビールが使われた料理が登場したり、 なんと「ハワイ旅行」まで当たってしまうアンケートもあったり・・・ 期間はどれも6/1(火)から6/30(水)まで。 "Pau Hana in Maui"でみんなで一緒にマウイを楽しみましょう! ※ "Pau Hana"とは、ハワイ語で「仕事後のお楽しみ」という意味。 ① スペシャルパックを買ってWebイベントに参加しよう! マウイブリューイングの定番ビール4本と新作の"Two Tickets to Paradise"、オリジナルロゴステッカーがセットになったスペシャルパックがオンラインストア限定で登場。 さらに、、、 日本とマウイをつないだWebイベントへの参加権がもらえます! ※7/10(土) 13時 開催予定 マウイブリューイング創業者で日本でも大人気のギャレット・マレローさんに現地ハワイからライブで参加してもらい、ブリュワリーやビールについて語っていただきます。 (もちろん、通訳つきます!) マウイ好きで集まってみんなで乾杯しましょう!...

ブリュワリー紹介『Lone Pine / ローンパイン』

Lone Pine Brewing Company / ローンパインブリューイングカンパニー 創業:2015年 拠点:メイン州 ポートランド  Lone PineはThomas Madden(トーマス マッデン)とJohn Paul(ジョン ポール)により、2015年に創立された。  醸造所のあるメイン州ポートランドは、東海岸ニューイングランド地方ではマサチューセッツ州ボストンに次ぐ港町。ロブスターをはじめとしたシーフードが有名な、漁業や港湾を中心とした商業経済の中心地として栄える大きな都市である。  住民の郷土愛が強く、Lone Pine が2016年に販売を開始した、ポートランドという都市名を冠したPortland Pale Aleは現在も看板商品として不動の人気を誇っている。  初期の醸造システムはわずか5バレル(600リットル弱)だったが、地元で有名なSebago Brewing(セバゴブリューイング)の設備を引き継ぎ、今日に至るまで驚異的なスピードで成長を続けている。  Lone Pineは可能な限り地元原産の素材や副原料を使用し、何よりも製品の品質を重要視している。また、醸造チームにも地元選りすぐりのブルワーを集めている。  Lone Pineのコア商品は基本的にすべてホップが効いたアメリカンスタイルで、何杯でも飲めてしまう。Portland Pale Aleは一番初めに造ったビールで、創業以来7か月間、ひたすらこの銘柄のみを醸造していた。  その後Brightside...

ブリュワリー紹介『Lone Pine / ローンパイン』

Lone Pine Brewing Company / ローンパインブリューイングカンパニー 創業:2015年 拠点:メイン州 ポートランド  Lone PineはThomas Madden(トーマス マッデン)とJohn Paul(ジョン ポール)により、2015年に創立された。  醸造所のあるメイン州ポートランドは、東海岸ニューイングランド地方ではマサチューセッツ州ボストンに次ぐ港町。ロブスターをはじめとしたシーフードが有名な、漁業や港湾を中心とした商業経済の中心地として栄える大きな都市である。  住民の郷土愛が強く、Lone Pine が2016年に販売を開始した、ポートランドという都市名を冠したPortland Pale Aleは現在も看板商品として不動の人気を誇っている。  初期の醸造システムはわずか5バレル(600リットル弱)だったが、地元で有名なSebago Brewing(セバゴブリューイング)の設備を引き継ぎ、今日に至るまで驚異的なスピードで成長を続けている。  Lone Pineは可能な限り地元原産の素材や副原料を使用し、何よりも製品の品質を重要視している。また、醸造チームにも地元選りすぐりのブルワーを集めている。  Lone Pineのコア商品は基本的にすべてホップが効いたアメリカンスタイルで、何杯でも飲めてしまう。Portland Pale Aleは一番初めに造ったビールで、創業以来7か月間、ひたすらこの銘柄のみを醸造していた。  その後Brightside...

【発売決定】人気シリーズ最新作 "Stone Enjoy By 07.04.21 IPA"

<オンラインストア限定> Enjoy By 07.04.21 IPA (22oz) 6本に、ストーンブリューイングのロゴ入りボトルオープナー(非売品)が付いたパック。 Sold Out ストーンブリューイングとは ビールとロック音楽を愛する2人によって創業された、アメリカ西海岸のサンディエゴ近郊に拠点を置くブリュワリー。 全米のクラフトビールファンから「クラフトビールの聖地」と知られるサンディエゴにおいて最大級の規模と人気の高さを誇る。 「自分達の飲みたいビールを醸造する」という姿勢を貫き、アメリカ、日本はもとより世界的にもファンの多いトップブリュワリー。 特集を見る

【発売決定】人気シリーズ最新作 "Stone Enjoy By 07.04.21 IPA"

<オンラインストア限定> Enjoy By 07.04.21 IPA (22oz) 6本に、ストーンブリューイングのロゴ入りボトルオープナー(非売品)が付いたパック。 Sold Out ストーンブリューイングとは ビールとロック音楽を愛する2人によって創業された、アメリカ西海岸のサンディエゴ近郊に拠点を置くブリュワリー。 全米のクラフトビールファンから「クラフトビールの聖地」と知られるサンディエゴにおいて最大級の規模と人気の高さを誇る。 「自分達の飲みたいビールを醸造する」という姿勢を貫き、アメリカ、日本はもとより世界的にもファンの多いトップブリュワリー。 特集を見る

ブリュワリー紹介『Pizza Port / ピッツァポート』

Pizza Port Brewing / ピッツァポート ブリューイング 創業:1987年 拠点:カリフォルニア州 サンディエゴ 1987年サンディエゴ郡ソラナビーチにてピザ屋として創業。1992年醸造開始。サンディエゴを中心とする南カリフォルニアに5か所のブリューパブを展開する。 オーナーはジーナ・マルサリアとヴィンス・マルサリアの姉弟。 始まりは1987年3月のこと。まだ20代だったジーナとヴィンスのマルサリア姉弟は、サンディエゴシティの少し北にある活気のない海岸沿いの町「ソラナビーチ」で経営難に苦しむピザ屋を買い取った。 そして、サンディエゴ流のツイストを効かせたピザとチキンウイングというクラシックメニューを引っ提げて、有名なパシフィックコーストハイウェイ沿いのファンキーな店先からPizza Portの歴史は始まった。 駐車スペースは限られており、建物内部には手作りのシンプルなピクニックテーブルが所狭しと並び、サーフ関連の装飾品がごちゃごちゃと飾られていて、洗練されたフードの味とはそぐわないぐらいだったが、噂が噂を呼びPizza Portはすぐに地元住民のお気に入りになった。 ヴィンスは早い時期からレストラン倉庫内の空きスペースを利用して趣味でホームブリューを始めていたが、醸造量は次第に増え、家庭では消費しきれないくらいの量になっていった。 そこで、彼らの友人やファンの勧めもあり、ヴィンスとジーナはブリューパブビジネスに踏み込むことを決意した。1992年、Pizza Portは初めてのビールをその常連客に提供した。 ピザを人気メニューに押し上げたのと同じフレーバー重視の方針によって、Pizza Portのビールは黎明期にあったサンディエゴのクラフトビアシーンにおいてすぐに名声を確立した。 Pizza Portは1997年になるとソラナビーチから数マイル北に行ったカールスバッドに2店舗目のブリューパブをオープンし、更に2003年にはサンクレメンテに3店舗目のブリューパブをオープンさせた。サンクレメンテがオープンした2003年とその翌年に、最初の店舗であるソラナビーチがグレートアメリカン・ビアフェスティバルで”Small Brewpub of the Year”に輝いた。 2008年にはカールスバッドに近隣のボトルビール600種類以上を集めたプレミアムボトルショップをオープン。2009年のグレートアメリカン・ビアフェスティバルでPizza Port各店は驚異のメダル9個を獲得し、カールスバッドは”Large Brewpub...

ブリュワリー紹介『Pizza Port / ピッツァポート』

Pizza Port Brewing / ピッツァポート ブリューイング 創業:1987年 拠点:カリフォルニア州 サンディエゴ 1987年サンディエゴ郡ソラナビーチにてピザ屋として創業。1992年醸造開始。サンディエゴを中心とする南カリフォルニアに5か所のブリューパブを展開する。 オーナーはジーナ・マルサリアとヴィンス・マルサリアの姉弟。 始まりは1987年3月のこと。まだ20代だったジーナとヴィンスのマルサリア姉弟は、サンディエゴシティの少し北にある活気のない海岸沿いの町「ソラナビーチ」で経営難に苦しむピザ屋を買い取った。 そして、サンディエゴ流のツイストを効かせたピザとチキンウイングというクラシックメニューを引っ提げて、有名なパシフィックコーストハイウェイ沿いのファンキーな店先からPizza Portの歴史は始まった。 駐車スペースは限られており、建物内部には手作りのシンプルなピクニックテーブルが所狭しと並び、サーフ関連の装飾品がごちゃごちゃと飾られていて、洗練されたフードの味とはそぐわないぐらいだったが、噂が噂を呼びPizza Portはすぐに地元住民のお気に入りになった。 ヴィンスは早い時期からレストラン倉庫内の空きスペースを利用して趣味でホームブリューを始めていたが、醸造量は次第に増え、家庭では消費しきれないくらいの量になっていった。 そこで、彼らの友人やファンの勧めもあり、ヴィンスとジーナはブリューパブビジネスに踏み込むことを決意した。1992年、Pizza Portは初めてのビールをその常連客に提供した。 ピザを人気メニューに押し上げたのと同じフレーバー重視の方針によって、Pizza Portのビールは黎明期にあったサンディエゴのクラフトビアシーンにおいてすぐに名声を確立した。 Pizza Portは1997年になるとソラナビーチから数マイル北に行ったカールスバッドに2店舗目のブリューパブをオープンし、更に2003年にはサンクレメンテに3店舗目のブリューパブをオープンさせた。サンクレメンテがオープンした2003年とその翌年に、最初の店舗であるソラナビーチがグレートアメリカン・ビアフェスティバルで”Small Brewpub of the Year”に輝いた。 2008年にはカールスバッドに近隣のボトルビール600種類以上を集めたプレミアムボトルショップをオープン。2009年のグレートアメリカン・ビアフェスティバルでPizza Port各店は驚異のメダル9個を獲得し、カールスバッドは”Large Brewpub...

ブリュワリー紹介『NOVO Brazil / ノボブラジル』

NOVO Brazil Brewing Company / ノボブラジル ブリューイング 創業:2015年 拠点:カリフォルニア州 サンディエゴ ノボブラジルの物語はアメリカではなく、南米ブラジルから始まる。 ブラジル南東部にあるベロオリゾンテ(Belo Horizonte)。 創業者ミゲルはビール好きが転じてホームブリュワーとなり、ビール作りに励んでいた。 それを見ていて興味を持った息子のティアゴとホセも加わり、先見の明を持った彼らは、まだクラフトビール黎明期のブラジルに旋風を巻き起こした。 その後もその勢いにおごることなく熱心な研究と努力を続け、南アメリカでもトップクラスのブリュワリーに成長。 そして次のチャレンジの場を、クラフトビール界の世界的な中心地ともいえるサンディエゴに決め「NOVO Brazil」としてアメリカへ進出した。 彼らが目指すのは、すべてにおいて高品質なビールを、本場アメリカでつくること。 もちろんブラジル心、"ALEGRIA(喜び)"を誇りに、最高のビールを届けることである。 本拠地は、サンディエゴ郡で2番目に大きな都市チュラビスタ。 醸造施設には25バレル醸造システムと20基の発酵槽がある。 また、1秒に1缶製造できる遠心分離機と最新の缶詰設備を備えている。 そして、樽熟成設備の横には一般に公開しているタップルームがあり、常時15タップを提供する。 ものづくりへの探求心と、発酵の技術を組み合わせたさらなる試みとして、ノボブラジルは2016年にノバ・イージー・コンブチャ(NOVA Easy Kombucha)を立ち上げた。 より健康的でナチュラル、そして楽しいアルコール飲料がコンセプトでつくられたコンブチャのブランドである。 こちらにもしっかりブラジルのテイストが感じられ、遊びゴコロ満載なノボブラジルらしいシリーズ展開となっている。 「喜びのつまった商品」の提供をミッションに掲げ、ノボブラジルは、高品質の原材料とブラジルにインスパイアされた他にはないレシピで、常に飲みやすいビールやコンブチャを生産している。...

ブリュワリー紹介『NOVO Brazil / ノボブラジル』

NOVO Brazil Brewing Company / ノボブラジル ブリューイング 創業:2015年 拠点:カリフォルニア州 サンディエゴ ノボブラジルの物語はアメリカではなく、南米ブラジルから始まる。 ブラジル南東部にあるベロオリゾンテ(Belo Horizonte)。 創業者ミゲルはビール好きが転じてホームブリュワーとなり、ビール作りに励んでいた。 それを見ていて興味を持った息子のティアゴとホセも加わり、先見の明を持った彼らは、まだクラフトビール黎明期のブラジルに旋風を巻き起こした。 その後もその勢いにおごることなく熱心な研究と努力を続け、南アメリカでもトップクラスのブリュワリーに成長。 そして次のチャレンジの場を、クラフトビール界の世界的な中心地ともいえるサンディエゴに決め「NOVO Brazil」としてアメリカへ進出した。 彼らが目指すのは、すべてにおいて高品質なビールを、本場アメリカでつくること。 もちろんブラジル心、"ALEGRIA(喜び)"を誇りに、最高のビールを届けることである。 本拠地は、サンディエゴ郡で2番目に大きな都市チュラビスタ。 醸造施設には25バレル醸造システムと20基の発酵槽がある。 また、1秒に1缶製造できる遠心分離機と最新の缶詰設備を備えている。 そして、樽熟成設備の横には一般に公開しているタップルームがあり、常時15タップを提供する。 ものづくりへの探求心と、発酵の技術を組み合わせたさらなる試みとして、ノボブラジルは2016年にノバ・イージー・コンブチャ(NOVA Easy Kombucha)を立ち上げた。 より健康的でナチュラル、そして楽しいアルコール飲料がコンセプトでつくられたコンブチャのブランドである。 こちらにもしっかりブラジルのテイストが感じられ、遊びゴコロ満載なノボブラジルらしいシリーズ展開となっている。 「喜びのつまった商品」の提供をミッションに掲げ、ノボブラジルは、高品質の原材料とブラジルにインスパイアされた他にはないレシピで、常に飲みやすいビールやコンブチャを生産している。...

ブリュワリー紹介『Karl Strauss / カールストラウス』

Karl Strauss Brewing Company / カールストラウス ブリューイング 創業:1989年 拠点:カリフォルニア州 サンディエゴ 禁酒法後、サンディエゴに興った初めてのクラフトブリュワリーがカールストラウスだった。 「クラフトビール」の概念がまだ無かった1989年の創業当時から、サンディエゴビールシーンのゴッドファーザーとして君臨し続ける大家。 1990年代以降サンディエゴはより多くのブリュワリーの本拠地となったが、ビール熱狂家やブリュワーの多くがまずカールストラウスでビールを学んだのである。 ブリュワリー名の「カール・ストラウス」とは実在した人物の名前で、創業時から2006年までの間マスターブリュワーとしてブリュワリーを支えた人物だ。 カールは1912年にドイツにて生誕。 彼の父が所有していたブリュワリーの施設内で生まれたカールは、幼い頃からビール樽やホップ、モルトに囲まれた環境にいた。 生まれながらに生粋の「ビール人」だったのだ。 大学でモルティング・ブリューイングについて学んだ彼は、1939年に渡米しミルウォーキーのPabst Brewing Companyでキャリアをスタート。 その後、1983年の退職まで、44年間に渡って同ブリュワリーに貢献し続けたのだった。 退職後もコンサルタントとしてビール業界の発展に尽力していたカール。 そんな彼のもとに、いとこのクリス・クラマー(Chris Cramer)とマット・ラットナー(Matt Rattner)がやってきて、「マイクロブリュワリーを始めたいんだ」と相談を持ちかけた。 カールは素晴らしいアイディアだといって、設備のデザイン・ブリュワーの訓練やビールレシピの考案など熱心に手助けをしてくれたのである。 さらにブリュワリーに自分の名前を貸し出してくれ、ブリュワリーの顔となった。 没年の2006年まで働き続けた彼の情熱はブリュワリーの人々を、ひいてはサンディエゴビールシーンに関わる多くの人々を鼓舞した。 そして、彼の精神は今なおブリュワリーに生き続けるのである。 地元に深く根差したブリュワリー「カールストラウス」。...

ブリュワリー紹介『Karl Strauss / カールストラウス』

Karl Strauss Brewing Company / カールストラウス ブリューイング 創業:1989年 拠点:カリフォルニア州 サンディエゴ 禁酒法後、サンディエゴに興った初めてのクラフトブリュワリーがカールストラウスだった。 「クラフトビール」の概念がまだ無かった1989年の創業当時から、サンディエゴビールシーンのゴッドファーザーとして君臨し続ける大家。 1990年代以降サンディエゴはより多くのブリュワリーの本拠地となったが、ビール熱狂家やブリュワーの多くがまずカールストラウスでビールを学んだのである。 ブリュワリー名の「カール・ストラウス」とは実在した人物の名前で、創業時から2006年までの間マスターブリュワーとしてブリュワリーを支えた人物だ。 カールは1912年にドイツにて生誕。 彼の父が所有していたブリュワリーの施設内で生まれたカールは、幼い頃からビール樽やホップ、モルトに囲まれた環境にいた。 生まれながらに生粋の「ビール人」だったのだ。 大学でモルティング・ブリューイングについて学んだ彼は、1939年に渡米しミルウォーキーのPabst Brewing Companyでキャリアをスタート。 その後、1983年の退職まで、44年間に渡って同ブリュワリーに貢献し続けたのだった。 退職後もコンサルタントとしてビール業界の発展に尽力していたカール。 そんな彼のもとに、いとこのクリス・クラマー(Chris Cramer)とマット・ラットナー(Matt Rattner)がやってきて、「マイクロブリュワリーを始めたいんだ」と相談を持ちかけた。 カールは素晴らしいアイディアだといって、設備のデザイン・ブリュワーの訓練やビールレシピの考案など熱心に手助けをしてくれたのである。 さらにブリュワリーに自分の名前を貸し出してくれ、ブリュワリーの顔となった。 没年の2006年まで働き続けた彼の情熱はブリュワリーの人々を、ひいてはサンディエゴビールシーンに関わる多くの人々を鼓舞した。 そして、彼の精神は今なおブリュワリーに生き続けるのである。 地元に深く根差したブリュワリー「カールストラウス」。...