伝統的なヘフェヴァイツェンスタイルをアメリカ流にアレンジ

「Harpoon Brewery」が他のビールとのブランディングを分けるために立ち上げられたUFO Beer Company。

ドイツの伝統的なヘフェヴァイツェンスタイルをアメリカ流にアレンジし、レシピを磨き上げ東海岸を代表するWheat Aleを醸造しています。

UnFiltered Offerings(無濾過商品)をもじってつけられた基幹商品の「UFO White」に様々なフルーツを掛け合わせ、「
味わい深く、しかしシンプルで、楽しいビール」をコンセプトとしたWheat Aleを中心に醸造しています。

創業: 1986年

場所: マサチューセッツ州ボストン

創業者: ダン・ケナリー、リッチ・ドイル(共同創業)

Harpoon Breweryの別ブランドとして誕生

UFO Beer Companyは、Harpoon Breweryが手掛けるビールのブランディングを分けるために、ドリンカビリティーの高い無濾過のホワイトビールを醸造する別会社として立ち上げられました。


UFOビール誕生のきっかけは、1990年代後半に創業者のダン・ケナリーがアメリカ西海岸のオレゴン州へ旅行に行ったときのこと。
そこでドイツの伝統的なヘフェヴァイツェンスタイルという無濾過の濁った小麦ビールにアメリカ産の香り高いホップを使用した、当時では最先端のクラフトビールに出会いました。


他国の伝統的なスタイルをアメリカ流にアレンジしたこの新発想のビールにダンは感銘を受け、東海岸に戻るとすぐに新レシピの開発に着手。
1998年にUFOという名のヘフェヴァイツェンを完成させ、ニューイングランド地区を中心に販売を開始しました。
ドジャーススタジアムが近いこの地区では野球ファンも多く、試合の日には選手のユニフォームを着たファンらが集まり、直営タップルームのテレビで観戦しながら出来立てのクラフトビールに舌鼓を打っています。

基幹商品「UFO White」に様々なアレンジを加えたシンプルながら味わい深いビール

UFOという名前は「UnFiltered Offerings(無濾過商品)」をもじっています。当時の東海岸のビールファン達からすると、このレモンスライスが添えられた濁ったビールはまるで地球外から来た飲み物のように思われたことが理由です。


その後最初のヘフェヴァイツェンのレシピをさらに磨き上げ、2009年に基幹商品のUFO Whiteをリリース。

ベルギーのフランボワーズやドイツのラードラーなど、フルーツを副原料にした他国のビールスタイルからも着想を得ながら様々なフルーツをUFOと掛け合わせ始めます。


UFOブランドのコンセプトは「味わい深く、しかしシンプルで、楽しいビール」としており、

ドリンカブルでフルーティーなUFOビールは現代では東海岸を代表するWheat Aleの一つとなっています。

UFO Beer Companyのクラフトビール紹介