NOVO Brazil Brewing Company / ノボブラジル ブリューイング

創業:2015年

拠点:カリフォルニア州 サンディエゴ

ノボブラジルの物語はアメリカではなく、南米ブラジルから始まる。


ブラジル南東部にあるベロオリゾンテ(Belo Horizonte)。


創業者ミゲルはビール好きが転じてホームブリュワーとなり、ビール作りに励んでいた。


それを見ていて興味を持った息子のティアゴとホセも加わり、先見の明を持った彼らは、まだクラフトビール黎明期のブラジルに旋風を巻き起こした。

その後もその勢いにおごることなく熱心な研究と努力を続け、南アメリカでもトップクラスのブリュワリーに成長。


そして次のチャレンジの場を、クラフトビール界の世界的な中心地ともいえるサンディエゴに決め「NOVO Brazil」としてアメリカへ進出した。


彼らが目指すのは、すべてにおいて高品質なビールを、本場アメリカでつくること。


もちろんブラジル心、"ALEGRIA(喜び)"を誇りに、最高のビールを届けることである。

本拠地は、サンディエゴ郡で2番目に大きな都市チュラビスタ。


醸造施設には25バレル醸造システムと20基の発酵槽がある。


また、1秒に1缶製造できる遠心分離機と最新の缶詰設備を備えている。


そして、樽熟成設備の横には一般に公開しているタップルームがあり、常時15タップを提供する。

ものづくりへの探求心と、発酵の技術を組み合わせたさらなる試みとして、ノボブラジルは2016年にノバ・イージー・コンブチャ(NOVA Easy Kombucha)を立ち上げた。


より健康的でナチュラル、そして楽しいアルコール飲料がコンセプトでつくられたコンブチャのブランドである。


こちらにもしっかりブラジルのテイストが感じられ、遊びゴコロ満載なノボブラジルらしいシリーズ展開となっている。

「喜びのつまった商品」の提供をミッションに掲げ、ノボブラジルは、高品質の原材料とブラジルにインスパイアされた他にはないレシピで、常に飲みやすいビールやコンブチャを生産している。


醸造所内のいたる所に色鮮やかなアートが描かれ、パッケージのデザインもビビッドで美しい。


ブラジル出身者たちがつくりだすブラジルのテイストを感じさせる商品は、どれも心躍るアートのようで、すでに数々の賞を受賞している。

タップルーム

Otay Ranch (カリフォルニア州 サンディエゴ)