Boneyard Beer

タフでインパクトのあるデザインをよい意味で裏切る、洗練された味わいのクラフトビールが魅力のブリュワリー「Boneyard Beer」。それもそのはず、綺麗な味わいの、バランスの取れた、高品質なビールを造ることをBoneyard Beerは理念として掲げているからです。醸造設備の墓場のような状態からスタートし、今ではオレゴン中のビール好きを唸らせるまでに成長しました。

創業:2010年

創業者:トニー・ローレンス

拠点:オレゴン州 ベンド

大切に保管した醸造設備の「墓場」からスタート

創業者のトニー・ローレンスはビールの醸造に関わる仕事を長年続けており、いつか自らでブリュワリーを立ち上げる時のために13ヵ所ものブリュワリーから譲り受けた古い醸造設備や機械を大切に保管していました。大量の中古設備が所狭しと保管されている様子は、まるで醸造設備のBoneyard(墓場)のようでした。


その後2010年にトニーは念願の独立を果たし、オレゴン州のベンド市で自らのブリュワリー、Boneyard Brewingを創業しました。共同創業者であるクレイやメロディー・ストーリーとともにジャンク設備を繋ぎ合わせ、初めてのビールを2010年の5月に醸造。

理念は綺麗な味わいの、バランスの取れた、高品質なビールを造ること

ブリュワリーが着実に成長するにつれ醸造タンクなどは新品の大型のものに入れ替えていきましたが、限定商品やイベント用のビールの醸造には今でも立ち上げ当時に使用していた20バレルシステムを使い続けています。


2014年にはさらにブリュワリー規模を拡大し、ベンド市の北東に1400平米の土地を借りて複数の仕込み設備や事務所などを設置。今では年間38,000バレル(およそ450万L)もの規模へと成長し、舌の肥えたオレゴンのクラフトビールファンを魅了し続けています。


2018年には敷地内にパブを併設造り立てのビールをその場で味わうことが可能になりました。

その後カンニングライン(缶に詰める設備)を導入し、現在ではオレゴン州内の広い範囲でBoneyardの12oz缶が流通するようになりました。

著しい成長を続けるBoneyardですが、その理念は創業当初と変わらず、①綺麗な味わいの、②バランスの取れた、③高品質なビールを造ることです。

Boneyard Beerのクラフトビール紹介