Smog City Brewing / スモッグシティ ブリューイング
創業:2011年
拠点:カリフォルニア州 トーランス
創業者のジョナサン・ポーター(Jonathan Porter)は6年間、地元ロサンゼルスのいくつかのブリュワリーにて、酒類の提供管理、ケグウォッシャー、アシスタントブリュワー、そしてヘッドブリュワーとして働いてきました。
そして、まだスモッグシティとしての拠点が決まっていなかった頃から、ヘッドブリュワーとして働いていたTustin Brewingの施設を使ってビールの醸造を始めました。
その間、妻であるロウリーは当時まだ2歳だった息子を連れて、地元ロサンゼルスのレストランやバーへのビール配達というかたちで彼を支えました。
そこから1年の間に自分たちが想像していた以上に生産量が増えたことから、2013年5月にカリフォルニア州トーランスにブリュワリー・タップルームをオープンさせました。
通常、多くのブリュワリーは、フラッグシップのビールで有名となることが多いが、スモッグシティの場合は、サワー好きやバーボンバレルエイジ好き、伝統的なクラシックスタイル好きと、様々なファンが集まる非常にユニークなブリュワリーです。
そんなファンたちに支えられながら、ポーター夫妻の経験と努力によって個性的なビールのラインアップができあがっています。
2017年には、シッピングコンテナの素材をリサイクルして作られたアウトドア・フード・ホール、スティールクラフト(Steel Craft)にスモッグシティの2つ目となるタップルームをオープンさせました。
ここでは、ロサンゼルスの晴れやかな青空の下で様々なフードと一緒にスモッグシティのフレッシュなビールを楽しめます。
さらに2019年には3つ目のタップルームをGlendora Public Marketという施設内にオープンしました。
ポーターは、その卓越したバランスと創造性に富んだビールを造る技術力により、ロサンゼルスのクラフトビールのコミュニティにおけるリーダー的存在となっています。
「ビールが嫌いだという人は、まだ正しいものを飲んでいないだけだ」
これが彼の信念です。
妻のローリーは、今では営業から広報、タップルーム運営から財務管理に至るまで運営を一手に引き受けています。
また、スモッグシティの社内だけにとどまらず、ロサンゼルス地域のブリュワリーの活性化のためにカリフォルニア地域のクラフトブリュワーズ協会などいくつかの組織の理事に加わるなど積極的かつ社交的に活動しています。
2021年に節目の10周年を迎えたスモッグシティ。
これからのさらなる進化に期待大です。
タップルーム
Torrance Brewery & Taproom (カリフォルニア州トーランス)
Steel Craft (カリフォルニア州ロングビーチ)
Smog City West (カリフォルニア州トーランス)
Public Glendora Market (カリフォルニア州グレンドーラ)