ホップについて

ビール造りで欠かせない材料、ホップ。

ホップのイメージ

ホップとはアサ科のつる性多年草で、10〜30年という長い寿命を持つ植物で、それぞれの木が雄株と雌株に分かれる雌雄異株という分類です。
そしてビール造りに必要なのは雌株に咲く毬花(まりばな/きゅうか)。
毬花を半分に割ると、中央にルプリンと呼ばれる黄色の粉がぎゅっと詰まっていて、このルプリンこそがビールの苦みや香りをつける重要な役割を果たしているのです。

ホップのイメージ

クラフトビールファンの人は良くご存知だと思いますが、苦みと香りはクラフトビールの命!
そしてそれぞれのビールが違った独特な苦みや香りを持っています。
クラフトビールブリュワーたちは、世界中に存在する数え切れないほど多くのホップ種を研究し、様々なホップを使い分けたり組み合わせたりして、この独特な苦みと香りをつくりだしています。
今回は、重要で興味深いホップの種類についてご紹介いたします!

基本の5C

ホップ種にはそれぞれ名前が付いているのですが、クラフトビールに良く使われる5つのホップがあります。
その5つのホップの名前が偶然にも全てCから始まる名前であることから、「5Cs (ファイブシーズ)」などと呼ばれ広く知れ渡っています。

ホップのイメージ

Cascade (カスケード)

アメリカで育てられている数多くのホップ種のうち、約10%をも占めているのがこのCascadeホップ。
アメリカ・オレゴン州にあるOregon State University (オレゴン州立大学)でのUSDA(米国農務省)によるホップ育種プログラムの一環で誕生。1972年にリリースされ、オレゴン州を含む北アメリカ大陸の西海岸沿いを南北に走る壮大な山脈、カスケード山脈を由来として名付けられた。
フローラルアロマ、松の風味、そしてグレープフルーツのようなシトラスキャラクターが特徴で、穏やかな苦み。
香り付けとして使われることが多いが、苦み付けとして使われることもある。
American Pale AleやWest Coast Style IPAなどのスタイルに良く使われる。

Centennial (センテニアル)


香りや風味などがCascadeホップと非常によく似ていることから、Super Cascade (スーパーカスケード)とも呼ばれる。
1989年に100周年を迎えたワシントン州 (Washington State Centennial Celebration) からCentennialと名付けられ、1990年にリリース。
Cascadeホップと似たような、フローラルアロマと風味、そして松の香りやシトラスキャラクターが特徴。
香り付けと苦み付けの両方でとても良く活躍することで知られている。主にAmerican Pale AleやIPAに使われている。

Citra® (シトラ)


2008年にHop Breeding Companyというホップ会社によってリリースされた、ホップ界では比較的新しいホップ種。
このCitra®ホップを有名にしたのはSierra NevadaのTorpedo。
Torpedoは世界で初めてCitra®ホップを使用した販売用ボトルビールとして登場し、その後同じくSierra NevadaのHoptimumにも使用された。
名前からも分かるように、強いシトラスキャラクターが特徴。ライムやグレープフルーツのようなシトラスフルーツに加え、オレンジ、マンゴー、グァバ、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツフレーバーも特徴的。
基本的にはIPAやDIPA、American Pale Aleなどの香りや風味付けとして使われ、苦み付けとして使うと強すぎてしまうとされている。

Chinook (チヌーク)


1985年にリリースされ、ワシントン州のヤキマ地方でほとんどが生産されている。
幅広いスタイルに使用できることでよく知られている。
松や樹脂、ハーブのようなキャラクターに加え、グレープフルーツのようなシトラス感もある。そして芳ばしいスモーキーな風味が特徴的。
American Pale AleやIPAの他に、Barley WineやPorter、Stoutなどにも使われる。
元々は苦み付けとして広く使われていたが、最近では香り付けとしてもよく使われている。

Columbus (コロンバス)


このホップがどうやって誕生したかの定かな証拠はない。
後にHopunionとYakima Chiefというホップ会社2社が同時に新種のホップを登録を試み、全く同じホップではあるが、HopunionのホップはColumbusという名で、Yakima ChiefのホップはTomahawk®という名で登録された。
そしてさらにもう1種、非常によく似たZuesというホップがあり、この3種のホップどれでも当てはまる呼び名としてCTZという名でも知られているホップ。
しっかりとした強いホップの味わい、大地や草原のような香りが特徴。ホップが新鮮なうちはレモンのようなシトラスキャラクターが際立つため、煮沸の最後の方に投入されることが多い。香り付けと苦み付けの両方で活躍する。

5Csのホップを使用している代表ビール一覧

Pahlay / パーレイ

Pahlay / パーレイ

¥896

在庫切れ Relay IPA / リレー IPA

Relay IPA / リレー IPA

¥683

在庫切れ Hoptimum / ホプティマム
在庫切れ Hop Bullet / ホップバレット
在庫切れ Citra City / シトラ シティー

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