
トロピカルなアロマとシトラスのフレーバー溢れるヘイジ―IPA。
New Belgiumが2017年より新たに展開する“Voodoo Ranger”シリーズ。
こちらはエッジの効いたホッピーなビールを中心としたラインとなっている。
Voodoo Rangerというコミカルでファニーなオリジナルキャラクターが、自身の様々な経験や歴史に基づき醸造したという設定。
Voodoo Ranger Juicy Haze IPAはNew Belgiumが10年以上かけて育んで来た無濾過製法とホッピーなビールを造る技術の賜物と言える所謂ヘイジ―IPA(注)。
本来この手のビールは無濾過であるが故に賞味期限も早く大々的に流通を行わないのが通例であるが、この様に品質を妥協せず多くの人に楽しめるという事はNew Belgiumの醸造技術の高さを物語っている。
濁ったオレンジの液色に白い泡が乗る。
パイナップルやグァバを思わせるトロピカルなアロマとシトラスの強い香りが感じられる。
味わいも同様、トロピカルでシトラスの風味が強く、微かに甘いが次第に心地よい苦さへと変化を遂げる。
ミディアムボディかつクリーンでドライなフィニッシュで次々を杯が進んでしまう。
注) 2016年に一大ブームを巻き起こした、濁った液色とそのジューシーさが特徴の濁った外観が特徴のIPA。
アメリカ北東部ニューイングランド地方に起源を持つこれらのビール最大の特徴は“濁っている”こと。
濁ったビールと聞くとあまり状態の良くないものを連想してしまう人もいるかもしれないが、実際のところ普段良く飲むペールエールやIPAたちも元々は濁っている。
グラスに注いだ際に美しい色鮮やかな液体が顔を覗かせているのは、ビールを濁らせる細かい不純物が製造工程において濾過されているためである。
不純物と言うと語弊を与えてしまうかもしれないが、それらはビールの製造過程で使われた酵母であり、ホップの残りである。
もちろんずっと長い間残ってしまっていると、それらがビールの色を黒ずませ、さらには味を変化させるなどの原因となってしまうが、濾過をすることによりIPAの魅力の一部でもあるホップによるフルーティーなアロマも同時にごく僅かではあるものの、失われてしまう。
これら東海岸スタイルは濾過しない事により、スムースでクリーミーな口当たりを、そしてホップによる苦味を抑え、代わりにトロピカルでジューシーな、まるでフルーツジュースのような甘みをビールに持たせるのである
- ABV:7.5%
- IBU:42
- 酒類:ビール
- 原材料:麦芽、ホップ、糖類、コリアンダー
- ホップ:Cascade, Centennial, Citra, Simcoe, Nugget
- ブリュワリー:New Belgium
- スタイル:Unfiltered IPA
- 内容量:355ml
- 容器:CAN
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