Thorn Brewing Co - ソーン ブリューイング -

・創業:2012年
・創立者:Dennis O'Connor, Eric O'Connor, Dan Carrico
・拠点:カリフォルニア州サンディエゴ

Thorn Brewingは2012年、サンディエゴでもクラフトビールファンに人気の地区ノースパーク(North Park)で創業を始めた。創業時の名称は、醸造所のある通り名にちなんでThorn Street Brewery。その後2017年に、ヒスパニックコミュニティの中心地、バリオローガン(Barrio Logan)にあらたに醸造所とタップルームを開設し、ブリュワリー名をThorn Brewing Companyとした。2019年7月にはミッションヒルズ(Mission Hills)にテイスティングルームをオープンし、クラフトビールの聖地サンディエゴで急成長を見せている。

創業者は、幼馴染でともに自家醸造をしていたエリック・オコーナーとダン・カリコ、そして二人の情熱に共感し、創業時ちょうどブリュワリーの免許を取得しようとしていたデニス・オコーナーの3人。彼らが共有する理念は、地元に密着した醸造所であること、クオリティの高いビールをつくること、さらに理念に縛られ過ぎないこと。しっかりとした主体性とクリエイティブな自由さがあり、そのため地元への貢献度も高くコミュニティーに愛されている。

ビール造りに使う原材料にもこだわりがみえる。新鮮で不純物のない原料のみを使い、人工的な添加物は一切使用しない。1516年にドイツで制定されたビール純粋令(Reinheitsgebot)は「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」と定めた。この500年前の法律に従う気はさすがにないというが、ピュアでナチュラルな原材料に限った生産を課すスピリットは尊重しているという。ビールに使うハチミツやバニラ、オレンジピール、コリアンダー、コーヒー、唐辛子、チョコレートのクオリティは非常に高い。地元サンディエゴへの公約として、独自の「ビール純粋令」を自らに課しているようだ。

しっかりとした理念にイージーゴーイングなスピリットで進化を続ける注目のブリュワリーである。

受賞歴:December Nights Imperial Red Ale 2016年ワールドビアカップ銀賞


ラクーンのロゴについて:ロゴになっているアライグマの名前はラルフ(Ralph)。創業時から醸造所があるノースパークの近くには、巨大な総合公園バルボアパークがあり、アライグマが頻繁に出没する。また、ノースパークに隣接するサウスパークにはペニーファージング(前輪が大きくて後輪が小さい自転車)の形をした自転車ラックがたくさんある。創業を始めた地域への熱い思いから、ペニーファージングに乗ったアライグマをロゴに採用した。白黒のシャープな配色は、Thornのクオリティに対する信念を表しており、一方でラクーンが自転車に乗っているユニークなデザインで真面目になりすぎない、リラックス感を表現しているそうだ。

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